占い詐欺サイトに返金を求める際に、どのようなものが証拠になりうるか知っておきましょう。
有利に返金交渉を進めるための材料となりますので、できる限り確保しておけると良いですね。
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返金請求をする際に、サイトにいくら支払いしたかを明らかにする必要があります。
占いサイトに多い決済方法ごとに、保管・確認しておきたいものをまとめました。
銀行振込決済
- 通帳
- 振込明細書/利用明細票
- 銀行のWEBやアプリの明細
電子化の流れを受けて、紙の通帳を発行しない銀行も増えているため、紙の通帳でなくとも問題はありません。
いつ、どこに、いくら入金したかを確認できるかどうかが重要です。
ATMに現金を投入して振込した場合などに、ATMから排出される利用明細票は、その場で処分しないようご注意ください。
通帳や利用明細など、紙のものは、コピーや、写真でも証拠になり得ます。
これらの証拠になりそうなものがなくとも、解決に至った事例はあります。
諦めてしまう前に、当事務所にご相談ください。
プリペイド式電子マネー決済(コンビニ決済)
コンビニなどで購入できる、プリペイド式電子マネーでの支払いを指定している占いサイトも多いです。
※タップで各サービスのWEBサイトを見ることができます
電子マネーで支払いをした際に、保管しておきたいものは以下のとおりです。
- 電子マネーのカード
- レジで受け取るプリペイド番号票
- 決済代行会社からの決済完了メール
- コンビニのレシート
これらには、電子マネーの利用先を照会するための番号などの、返金請求のために重要な記載がされています。
※電子マネーの種類や購入店舗により、やや異なる場合あり
電子マネーの残高がなくなっても、原本は処分せずに保管しておきましょう。
もしくは、電子マネーのカードおよび紙面などの記載内容がはっきり読み取れる状態であれば、写真やメモでも照会が可能な場合があります。
電子マネー利用の証明になりそうなものを、すでに処分していたとしても、まずは当事務所にご相談ください。
クレジットカード決済
- 毎月のカード利用明細
- WEBやアプリのカード利用明細
クレジットカードで決済した場合、利用明細への反映や、利用明細が届くまでに時間がかかります。
しかし、利用明細が確認できる前の段階や、利用明細を紛失してしまっていても、心配しないでください。
弁護士と委任契約を結べば、カード会社へ決済先や金額などの調査を依頼し、返金請求を進めることができます。
これにより、利用サイト名が分からない場合のご依頼も、返金を請求できた事案が多数あります。
悪質な占いサイトは、鑑定師とのやりとりの内容が、数日で消える仕組みになっていることが多々あります。
怪しいと感じたらすぐに課金を止めて、スクリーンショットでやりとりの内容を撮影し、保管してください。
もし、スクリーンショットの方法がわからない場合は、端末の画面を、カメラで直接撮影しても良いでしょう。
他人とまったく同じ鑑定結果が届いている場合や、むやみにポイントを消費させる目的で、何度も返信を要求してくる様子などは、サイトからの返金を求める正当な理由として、主張できる可能性が高まります。
騙されていたことに気づいても、退会はせず、まずは証拠を残すことを優先してください。
返金請求をするにあたり、占いサイトの運営会社も、対象のユーザーが支払った金額を把握する必要があります。
そのため、会員情報や登録時のメールアドレスなどがわかっていれば、スムーズに照合することができます。
以下の情報を控えておきましょう。
- 会員ID(会員番号)
- ニックネーム(名前)
- 登録したメールアドレス
占いサイトからのお知らせメールや、サイト内のマイページなどに記載されていることが大半です。
銀行振込で決済する場合に、名義を会員番号に変更したうえで振込するよう、指定しているケースもあります。
返金請求の際に、証拠としてあると役に立つものを紹介しました。
なかには、証拠になりそうなものが残っておらず、泣き寝入りするしかないと思い詰めている方もいるかもしれません。
しかし、証拠がすべて揃っていることが、返金のための絶対条件ではありません。
証拠になりうるものが不足していても、返金に至った事例が多数あります。
占い詐欺サイトからの返金実績が豊富な、当事務所だからこそできることがあります。諦めずに、まずはご相談ください。